2024年度 記念文集

林承靜(リン・チョウセイ)

その十ヶ月

林承靜(淡江大学・三年生)

日本に来る前、最も緊張し、心配だったことは「発表」でした。もちろん日本に来てからも毎回の発表前は緊張します。しかし、最近発表に慣れた気がします。発表の能力が完璧になったとはまだ言えませんが、少なくとも発表することに対して、嫌悪感が少しなくなりました。この変化があるからこそ、留学して本当に良かったと思っています。留学のおかげで、自分の進歩を明確に実感させてくれました。

元々、人との交流にあまり積極的ではなかったのですが、横浜国立大学に来て、様々な国の人々と出会い、日本語で考えを交流し、お互いに理解できる瞬間は、何度経験しても飽きないほど、とても不思議だと感じています。お互いの思いや経験を交流し、皆の母語を学ぶことは、それは台湾で経験したことがない、最も貴重な体験です。

日本で生活してきた10ヶ月間、世界の広さを感じたことで、自分がこの世界に対してこんなにも好奇心でいっぱいだということを初めて知りました。自分にはできないと思っていたことも、実はできるのだということも知りました。名残惜しい気持ちを抱きながら、これらの輝いていた、貴重な思い出を大切にします。それらの思い出を全部、自分の土台と養分として、この10ヶ月間のように、自分を潤わせ、成長し続けたいと思います。




來日本前最緊張且擔心的事情應該是「報告」這件事,我自己原本是會盡力避免口頭發表的人,來這邊之後每次發表前都還是會緊張,但其實越做越習慣。也不敢說發表能力變得很完美了,但至少不會在那麼厭惡發表這件事了。這個變化是我至今最慶幸當初有選擇留學的原因,能讓我明確地感受出自己的進步。

來日本前最緊張且擔心的事情應該是「報告」這件事,我自己原本是會盡力避免口頭發表的人,來這邊之後每次發表前都還是會緊張,但其實越做越習慣。也不敢說發表能力變得很完美了,但至少不會在那麼厭惡發表這件事了。這個變化是我至今最慶幸當初有選擇留學的原因,能讓我明確地感受出自己的進步。

在日本的這十個月,感受到了世界的寬闊後才知道自己原來對這世界充滿了好奇心,原來我可以做到很多我以為我做不到的事情。我會帶著捨不得的心情,打包好這些閃閃發光且珍貴的回憶,將這些回憶作為自己的基石和養分,滋潤自己讓自己像這十個月以來一樣,繼續成長。




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