YNU日本語スピーチ大会2011来場者コメント

柴田由里子 様 (船員保険病院看護師)

病院に入院した留学生がスピーチをするというので見に来ました。近隣の留学生達が日本人のことを良く見て、細かく感じながら生活をしているということを初めて知りました。
またこのようなことを感じるほど慣れない環境の中にいる中で、言葉を一生懸命勉強し、自分たちの思いを伝えようとしている姿に感動し、そのたくましさに勇気づけられました。
たった1時間半だったのがもったいなく感じました。もっと大きな場所でやって、この素晴しい機会をもっと広く知らせるといいと思いました。

坂本健 様 (三井ボランテイアーネットワーク横浜国立大学部会 1960年経済学部卒業)

上手な日本語に映像も交えた話を楽しく拝聴しました。
国大には多数の留学生がいます。ネットだけではなくface to faceで日本人を理解してもらうことが重要と考えます。更に多くの卒業生が留学生支援に係ることを望みます。

ホウキン 様 (華東師範大学日本語学部 専任講師 日本国際交流基金2011中国大学教師研修参加者)

スピーチ大会はたいへんすばらしかったです。特に「桜が依然として咲いている」というベトナムの留学生の発表はとてもよかったと思います。日本語の発音がそんなに正確ではないところがあるにもかかわらず、その熱い思いがじんとこっちに伝わってきました。また「小さな日本 大きな日本」と題した発表もとても印象に残りました。発表者もとても繊細な心を持って、日本のことを観察しているなあと聞きながら感心しました。特に、「初、中級の部」の皆さんのスピーチを聞いて、半年しか勉強していないのに、こんなに上手にできるなんて信じられないぐらいびっくりしました。そして、皆さんは本当に自分の身の回りにある人、物、ことをよく観察していて、ちゃんと日本人社会に溶け込んで、日本での留学生活を楽しんでいるなあと強く印象に残りました。

喬頴 様 (華東師範大学日本語学部 専任講師 早稲田大学日本語教育研究科博士後期課程)

10月29日に横浜国立大学留学センター主催の「わたしの見つけた日本」第一回留学生スピーチコンテストに参加させていただきました。留学生たちが日本での生活を通して、「発見」した日本を心をこめて熱く語りました。初級レベルと中上級レベルに分けられていますが、語学能力と関係なく、時にはユーモアがあり、時には感動を交え、わたしも思わず感動させられ、普段の日本を見直すきっかけともなりました。留学生活は確かにたいへんですが、日本で生活したこと、日本人と交流したこともまた、自分の成長していく上で、他ではえられない大きな意義があるものだと新たに感じました。留学生のみなさん、これからも広がりのある豊かな学生生活を送りましょう。

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