2016年度 記念文集
チューター 遠山夏子
チューター活動から感じた事
世宗プログラムチューター(教育人間科学部人間文化課程2年) 遠山夏子 Tooyama Natsuko
私はこの世宗プログラムで初めてチューターをやりました。私自身、何度か海外に留学した経験があり、海外の方と話す中で感じる文化や習慣の差であったり、日本を別の視点から見られることがとても楽しく、海外の方と関わる機会が欲しいと思っていたためチューターを希望しました。しかし韓国語もできず、生活のサポートに不安は大きかったです。「チューターは世話係ではなくあくまでサポートをする立場だから、交流しようと思って活動するので十分で、気持ちがあれば大丈夫だ」と言われ、やってみました。
世宗生と話していて驚いたのは、日本に興味を持った理由にアニメや漫画が多く挙げられたことでした。私が知らないような日本のアニメや文化をよく知っている人もおり、楽しそうに話す姿を見て、私も嬉しくなりました。携帯電話の契約など一年間滞在しない短期留学生に便利な方法があまり見つからなかったり、日本のサポートは安心できるものがある反面、多少ややこしかったり融通が利かないものがあることなども学びました。 一年間はあっという間でした。チューターと世宗生ではなく、学生同士としての交流がもっとできればよかったと思います。世宗生と出会えたことは、私にとって良い経験になりました。今回の出会いで感じた事、知った事を今後の活動にしっかり活かしていきたいと思います。ありがとうございました。