2018年度 記念文集
曽 柏懐
曽 柏懐 ソウ ハクカイ
学期がもうすぐ終わって、帰国の日に近づけば近づくほど、寂しい気持ちが段々生じてくる。今 振り返ると横浜国立大学の一年間で色々な人と出会い、各地で旅行したり見学したりして、視野が非常に広がった。
以前、母国であまり会話する機会はなかったけれども、日日プログラムの授業では、他の国の人と話せるばかりでなく、自分で発言することが多い。しかも先生たちは真剣に学生の話に耳を傾けて、プレッシャーをかけないように教えてくれる。テストや筆記試験より、即席発表と即答の能力を向上させるほうが重視されている。聴力ももちろん、日本語の環境に囲まれて自然にリスニングが練習できてよかった。
また、せっかく日本に来たから、様々な日本の文化が体験できた。日本人とクリスマスにケンタッキーを食べた。お正月に日本人の家族と一緒に御節料理を味わった。京都で和服を着て清水寺へ見学しに行った。春に日本の友達と桜を見られて本当にきれいだった。言い切れない思い出ばかりだ。
日本に留学しに来てよかったと心から思う。