留学生10名が生け花を体験しました 10 international students took an Ikebana Trial Lesson at YNU International Student Center.
2017年1月31日(火)2017年2月16日、国際戦略推進機構企画推進部門主催による「生け花体験教室」が国際教育センターで開かれ、10名の留学生が池坊の篠宮一子先生(神奈川SGGクラブ)の指導を受けました。
前半は生け花や池坊の歴史についての講義とデモンストレーションがあり、後半はいよいよ生け花実技に挑戦です。今回使用したのは「チューリップ」や「菜の花」、「こでまり」や「ゆきやなぎ」といった花材で、学生たちはそれぞれ特徴ある花材を手に取ってはいろいろな角度から眺め、はさみを入れていきました。初めて生け花を体験する学生がほとんどで、当初はやや緊張したような面持ち、おそるおそる取り組む姿も見られました。慣れてくるにつれ、学生同士お互いに意見や感想を交わしながら、また、篠宮先生からもさまざまなアドバイスをいただいて、それぞれがのびのびと作品を仕上げていきました。受講後には、「自分でやってみることで生け花の難しさと美しさがわかった」「日本の伝統文化が少し理解できたように思う」「心が落ち着くよい体験だった」などの声も聞かれました。
毎回好評の生け花体験教室、次回は夏ごろの開催予定です。日本の豊かな自然と四季の美しさに育まれた生け花を、鑑賞するだけでなく実際に触れて作りあげることのできる当教室は、留学生にとっても特別な思い出となることでしょう。
国際戦略推進機構