留学生が春の生け花を体験しました(2016年2月26日)

篠宮先生の実演に見入る学生たち

熱が入ってきて立ち上がっていける学生も

できあがった作品を前に笑顔の記念撮影

2016年2月26日、国際戦略推進機構企画推進部門主催による「生け花体験教室」が国際教育センターで開かれました。2月末ながら穏やかな陽光の射し込む中、6名の留学生が池坊の篠宮一子先生(神奈川SGGクラブ)の指導を受けました。

前半は生け花の歴史や基本についての講義とデモンストレーションがあり、後半はいよいよ学生たちの実技です。今回使用したのは桜や菜の花、フリージアといった花材で、教室には一足早く春が訪れたようでした。実際に桜を手にした学生は、頑丈な枝にはさみを入れるのに一苦労。篠宮先生からさまざまなアドバイスをいただき、学生同士も助け合いながら、和やかな雰囲気の中でいけていきます。これで完成!と思っても、少し離れて眺めてみると少し手を加えたくなったり、先生とお話しする中でまた新たな着想を得たり、とそれぞれが真剣に取り組んだ1時間余り、6名にとって初めての生け花ができあがりました。

毎回好評の生け花教室、春休み中の開催となった今回も、留学生たちの満足そうな笑顔が見られました。春の彩りと香りに包まれた今回の体験を通じて、日本の四季の豊かさをあらためて感じることができました。