留学生が生け花を体験しました

篠宮先生の実演に見入る学生たち

篠宮先生から個別にアドバイス

完成した作品と一緒に記念撮影

2015年7月31日、国際戦略推進機構企画推進部門主催による「生け花体験教室」が国際教育センターで開かれ、8名の留学生が参加しました。

講師に池坊の篠宮一子先生(神奈川SGGクラブ)をお迎えし、前半は生け花の歴史や基本についてのお話を伺いました。当初、真(しん)・副(そえ)・体(たい)といった耳慣れない言葉の連続に戸惑う学生も見られましたが、その後の実演を見ながら、理解を深めていきました。また、和装で真剣に丁寧に花と向き合う篠宮先生の姿からも、多くを学んだようです。

後半はいよいよ学生たちの実技です。どうだんつつじ、てっぽうゆり・・ひとつとして同じもののない枝葉ぶりに、おそるおそるはさみを入れる姿も見られましたが、「自分の感性で!」との先生のお言葉にも励まされ、それぞれのペースで作品をつくっていきます。学生同士や先生との対話の中からヒントを見つける様子も見られました。そうした試行錯誤を繰り返しての仕上がりには皆満足の表情で、先生のおっしゃる「生け花は芸術」をそれぞれが実感したようです。

毎回好評の生け花教室、盛夏開催の今回も彩り豊かな作品が出来上がり、皆で一時の涼を感じることができました。