「韓国事情」クラスのポスター発表が行われました
2025年7月22日(火)、国際理解クラス「韓国事情」の最終授業にて、ポスター発表が行われました。
金蘭美准教授が担当しているこのクラスは、世宗プログラム生15名、JOYプログラム生2名、学部の韓国人留学生2名、日本人学生10名が受講しています。ポスター発表は毎年最終授業に行われるもので、日ごろの学習の集大成でもあります。この日に向けて、学生たちは日韓混合の6グループにわかれ、各自テーマに沿った研究課題を設定し、調査・分析。その結果をポスターにまとめ、最終日にグループごとに日本語で発表します。今回のテーマは「日韓の言語行為の違いについて」です。
発表を始める前にはメンバー紹介のコーナーがあり、自己紹介ではなく「他己紹介」の形で、学生同士が紹介し合うというユニークなものでした。
各グループともに、日常のコミュニケーションの中で生まれる身近な題材を取り上げており、日韓それぞれの視点から分析した結果が、手書きのポスターにわかりやすくまとめられていました。
制限時間を気にしながらも、何度も練習を重ねたことがうかがえるプレゼンテーションで、途中言葉に詰まるメンバーをフォローする様子や、質疑応答に臨機応変に対応する姿も見られました。
今回、日韓の学生がグループを組んで協働学習したことで、お互いの文化の「違い」について理解を深めるだけではなく、2つの国の似ている点についても気づくことができ、新たな学びへとつながったのではないでしょうか。また、この日は市民ボランティアの方や職員も見学に来ていましたが、学生の日本語能力やプレゼンテーション力の向上が目覚ましく、日頃の努力の成果がよく表れているとの声が聞かれました。
今後のさらなる成長にも期待したいと思います。
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<学務・国際戦略部グローバル推進課のインスタグラムでも紹介されました>
大学公式アカウント「YNU Global」https://www.instagram.com/p/DMcTJ8pPtzt/
各グループの発表の様子



