2018年度 記念文集
游 貿仁
夢が叶いました
游 貿仁 ユウ マオジェン
少し自分のことから言うと、日本留学は小学校からの夢で、それが本当に叶ったことにいまだに実感がわいてこない。高校の時、親の方針に従って興味もないし得意でもない理科を選ばざるを得なくて、高校二年から大学二年、地獄のような四年間を過ごして、退学して、夢であった日本語学科に編入して今、ここ、日本に約一年間の留学生活を終えようとしている。高校二年の自分から見れば相当ファンタジーのような話だが、それが事実。
夢が、叶いました。
十ヶ月間、いろんな国、いろんな人と知り合い、友達になって、また会おうと約束した。十ヶ月間、ここに来てから仲良くなった同じ淡江大学の友達と、文藻大学の友達と、いろんなところに遊びに行って、カラオケに行って、いっぱい思い出作りをした。ここでの出会いを一生の宝物とし、これを伴い未来を歩んでいこうと決めた。
この十ヶ月が私の短い人生の中に存在することに感謝を。