2024年度秋学期入学 横浜国立大学日本語・日本文化プログラム修了(終了)式が行われました
2025年7月29日(火)、横浜国立大学日本語・日本文化プログラムの終了式が大学会館にて行われました。なお、当プログラムにおいては終了式の後に修了試験があるため、この時点では「修了」ではなく「終了」としています。
この日は、2024年10月に台湾から来日した淡江大学の12名が修了(終了)しました。はじめに、来賓の先生方よりご挨拶がありました。藤掛洋子都市科学部長は「台湾と日本、そして淡江大学と横浜国立大学の良さを掛け合わせて、ぜひみなさんなりの文化の融合をさせてください。横浜国立大学そして日日プログラムを選んでいただきありがとうございました。」、高芝麻子国際教育センター長は「台湾と日本そして様々な国をつないで、国際社会に羽ばたく人材になってくれたら嬉しいです。」と述べ、プログラム生たちを祝福しました。
記念写真の撮影や乾杯の後、日日プログラム生を代表して王瑞嘉(オウ・スイカ)さんからスピーチがありました。「先生や職員の方、そしてチューターや世宗プログラムのみなさん、いつも支えていただき本当にありがとうございました。みなさんがいなかったら、ここでの生活がこんなに楽しいものにはならなかったでしょう。私たち日日生は、サークル活動やスピーチ大会、グローバルカフェなどに参加し、その経験を通じて日本と台湾との交流に少しは貢献できたのではないかと思います。台湾に帰ってからも、日台交流の架け橋になれるようがんばります!」と晴れやかな笑顔で語り、会場からは温かい拍手が送られました。
そしてプログラム生たちから一人ずつ、思い思いの言葉で留学生活を振り返ってもらいました。「この10ヶ月間は一生の宝物です」「横浜が好きになりました」「人見知りだったけど、いろんな国の人たちと出会えて本当に楽しく過ごせました」「来たばかりの頃の自分と比べて、日本語も心も成長しました」「次に来る日日生のことをよろしくお願いします!」
日日プログラムの皆さんらしい、明るくポジティブな言葉がたくさん詰まったスピーチでした。
続く歓談の時間では、お寿司やピザなどの軽食を囲みました。共に過ごしてきた世宗生やチューターの皆さんとも、写真を撮り合ったり寄せ書きをしたり、 残りわずかとなった交流の時間を名残惜しそうに過ごしていました。
最後に、高芝麻子国際教育センター長より、記念品の法被が手渡されました。 今年度は、プログラムのためにYNU仕様の法被を製作し、デザインは先生方が 選んで決めました。襟に「横浜国立大学」の文字、背中には大学のロゴがあしらわれたYNUブルーの法被を着て、笑顔で記念撮影をして閉会となりました。
一人一人がスピーチの中で、お世話になった方々への感謝の気持ちや世宗生に向けてのエールを伝えていたことが印象的で、日日生たちの心の温かさが伝わる終了式でした。
日日プログラムの皆さん、本当におめでとうございます! 横浜国立大学での留学生活で培った経験を活かし、世界の架け橋になって活躍されることを心より願っています。
