公開講座「日本語教育と国際交流―留学生との対話を通じて―」を実施しました
2020年2月15日(土)13:30~15:30の2時間、国際教育センター106教室で、公開講座「日本語教育と国際交流―留学生との対話を通じて―」が開かれ、神奈川県内外から8名の高校生が参加しました。この講座は、高校生の皆さんに①本学のグローバル環境、②国内外の多様な日本語学習者の存在と日本語教師の仕事の面白さ、③日本語を外国語として学ぶときの面白さや難しさ、④留学生の日本語学習や日本での生活についての生の声を知ってもらいたいと考え企画しました。講座当日は、本学の留学生である、バジ・トーレさん(マリ)、グエン・ボー・ダオさん(ベトナム)、ヤスミーン・アハマドさん(エジプト)の3名も参加してくれました。
同講座は2部構成となっており、まず第1部では、日本語教育部の4名の教員が「YNUのグローバル環境」「日本語教育と国際交流」「アメリカで日本語を教える」「韓国の外国語教育事情と韓国語話者からみた日本語について」について話しました。
第2部では、参加者を3つのグループに分け、「留学生に聞いてみよう!」というテーマで留学生に聞いてみたい質問を考えて、インタビューをしてもらいました。3人全員の留学生にインタビューしたあとは、その結果からわかったことを各グループでまとめ発表しました。最後に質疑応答の時間を設け、公開講座を終了しました。
参加した高校生の皆さんは、非常に積極的に課題に取り組んでいました。講座終了後のアンケートでは、「日本人が日本語教育について学ぶことは少ないので勉強になった」「留学生の方々、日本語の先生と話す貴重な体験ができて楽しかった」「横浜国立大学に日本語教育について勉強できるところがあるのを知って興味がわいた」という声があり、高校生を対象とした公開講座に確かな手応えを感じました。