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留学生10名が生け花を体験しました。

10 international students attended an Ikebana Workshop at YNU International Student Center.

 2019年2月8日(金)、国際戦略推進機構企画推進部門主催による「生け花体験教室」が国際教育センターで開かれ、5カ国から10名の留学生が池坊の篠宮一子先生(神奈川SGGクラブ)の指導を受けました。



笑顔もたくさん咲きました



篠宮先生による実演




留学生ひとりひとりにアドバイス



 最初に、生け花の歴史について講義があり、続いて、課題となる花を実際に生けて見せてくれるデモンストレーションがありました。初めて生け花に触れる学生がほとんどで、先生の手元を見つめるまなざしは真剣そのものでした。後半はいよいよ、自分たちでやってみます。今回は、春の到来を思わせる「啓翁桜」「ストック」「ソリダゴ」の3種類を使用し、「盛花(もりばな)」に挑戦しました。最初に皆が苦労したのは、啓翁桜の扱いでした。桜の枝はとても立派で堅く、切るにも挿すにもなかなか手強い存在でした。それでも、先生方の丁寧なアドバイスを受け、それぞれが自分のイメージを大切にしながら生けていくことができ、完成したときには輝く笑顔を見せてくれました。


 受講後には、「初めてだったが、おもしろかった」「とてもリラックスできた」「花の香りに包まれて楽しくできた」「生け花が自然に根ざしたものとわかった」「日本文化が体験できてよかった」などの声が寄せられました。生け花当日は、まだつぼみだった桜も、数日のうちに花開き、参加者たちに一足早く日本の春を感じてもらえたようです。



 年2回開催している生け花体験教室では、普段は勉強や研究に多忙な留学生たちが、花を前に集中した表情や仕上がったときの満ち足りた表情、互いの作品を鑑賞しあう姿など、花という自然とのふれあいを楽しんでいる様子を見ることができます。次回開催は夏ごろを予定しています。ぜひご参加ください。

(国際戦略推進機構)