留学生6名が生け花を体験しました。
6 international students attended an Ikebana Workshop at YNU International Student Center.

　2018年8月3日(金)、国際戦略推進機構企画推進部門主催による「生け花体験教室」が国際教育センターで開かれ、6名の留学生が池坊の篠宮一子先生（神奈川SGGクラブ）の指導を受けました。

完成した作品を前に笑顔あふれる留学生たち

先生の話に熱心に耳を傾けます

個別にアドバイスもいただきました　　

　まず、生け花の歴史についての講義があり、続いてデモンストレーションが始まりました。学生たちは先生の手元や刻一刻と変化を遂げる生け花を真剣なまなざしで見つめていました。後半は学生たちによる実技です。今回は「すかしゆり」や「なでしこ」等の多彩な花材を使用し、「自由花（盛花）」と「生花（しょうか）」のスタイルに挑戦しました。花や花器を前にして初めは戸惑ったような表情を見せていた学生も、先生方のアドバイスを受け、それぞれに自分らしい作品を仕上げることができたようです。完成した作品を前にして写真を何枚も撮る学生もおり、みな満足そうな笑顔を見せてくれました。

　受講後には、「おもしろかった。生け花についてもっと知りたくなった。」「心が落ち着く。美に対する理解が深められた。」「とても感動した。華道について新しい知識を勉強でき本当に嬉しい。」などの声が聞かれました。

　毎回好評の生け花体験教室、今回は猛暑の中での開催となりましたが、季節の花や緑に触れながらすがすがしい気持ちを味わい、和の心をゆったりと感じるひとときとなりました。次回は、寒い時節の開催となりそうです。ぜひご参加ください。