国際教育センター105 が「アステージキャンプ」を開催しました
International Student Center 105 held “Astage Camp Spring 2018.”
キャンプで育んだ友情をキャンパスにつないでいこう
2018 年 6 月 2、3 日の週末に、国際教育センター105(交流・相談室)が横浜市野島青少年研修センター(横浜 市金沢区)にて交流合宿を行いました。この「アステージキャンプ」という名の宿泊行事は、留学生と日本人学 生との交流を促す目的で 2004 年に始まったもので、今回は、留学生 33 名、日本人学生 35 名に引率の教員を含 め総勢 69 名が参加しました。
21 回目の開催となる今回、105 には入学したばかりの 1 年生スタッフも加わり、いくつものフレッシュな企画 に取り組みました。中でも好評だったのは、初日夕方に行ったお楽しみ会です。日本の夏祭りを体感してもらお うと、会場に縁日コーナーを再現、参加者全員が童心に返って楽しみました。レクリエーションの時間にも、新 しいゲームを取り入れ、初めて会う学生たちもいる中、和やかな雰囲気で交流を深めていきました。そして、二 日目の野外活動が進むころには、青空のもとで汗を流し、歓声と笑顔が広がりました。
それでは、今回参加した学生の声をご紹介しましょう。
参加学生
日本語・日本文化プログラム4年生(台湾)
「今回初めて 105 のキャンプに参加して、色々な国の方とお話をしたり、遊んだり、食事したりしてとて
も楽しかった。105 のみなさんもとても優しくしてくれ、すごく感謝している。今回のキャンプを通して、
色々な人と交流できたのは 1 番の収穫だと思う。短い時間だけど、とてもいい思い出になった。」
日本語・日本文化研修生(ペルー)
「アステージキャンプでは日本でできたかけがえのない友達と一緒に楽しい時間を過ごし、皆で協力しあ
うレクリエーションで今まで話せなかった人とも話すことができて新しい出会いもたくさんありました。
アステージを楽しい経験にしてくれた 105 の皆さんのおかげです。私にとって参加できる最後のアスター
ジになると思うのでとても楽しみにしていました。すごくいい思い出になりました。一緒に楽しい時間を
過ごした友達と、これからもどこにいてもこの場で生まれた友情が続けば嬉しいです。」
日本語・日本文化プログラム3年生(台湾)
「アステージキャンプに参加するのは初めてで、思ったより面白かったと思います。イベントは都会から
ちょっと離れた場所で行いましたが、かなりきれいで居心地のいいところです。英語が苦手な私にとって、
最初の自己紹介の時はちょっと辛かったですが、みんな優しく聴いてくれて本当に良かったです。夜の祭
りも面白くて、日本の祭りでしか体験できないことをたくさんし、本当に楽しすぎて祭りの時間をもっと
長くしてほしいくらいです。二日間の活動はどれもよくて、スタッフさんが心を込めて準備してきたこと
も感じました。もし機会があれば、きっとまた参加したくなると思います。」
日本語・日本文化プログラム生(台湾)
「アステージキャンプに参加して本当によかった。料金が安く、面白いゲームでも遊べるなんて最高だっ
た。両日のゲームは面白かったです。土曜の夜にあるお祭りの時間は短いですけど、日本伝統的な文化と
していい体験でした。2 日目の活動量はそんなに多くないから、休み時間はちょっと減ってもいいと思い
ます。しかし、ゲームは 1 日目よりもっと面白かったです。昼ごはんと朝ごはんを作ってくれてありがと
うございます。うまかったです!今回は 105 スタッフとちゃんと話して仲が良くなってきて嬉しいです!」
今回のキャンプには、105 の活動を終えた OB・OG たちも参加してくれ、スタッフとしてではなく、一参加者 の視点からの感想を寄せてくれました。
105のOB・OG
経済学部 4 年生(日本) 「レクリエーションが多く、国際交流もたくさんできたのでとても満足のいくイベントであった。特に、 祭りをイメージしたレクリエーションは初めての企画と思うが、自分を含め皆が凄く楽しんでいる印象を 受けた。改善点を強いて挙げるなら、レク全体の景品の質をもう少し上げても良いのではと感じた。」
経営学部 4 年生(日本)
「今回のアステージキャンプには、105 の OG として参加させていただきました。当キャンプは年に 2 回
開催されるイベントですが、今回は、夏祭りの縁日を体験できるイベントや、工夫がなされたレクリエー
ションなど、独自性のある取り組みが多く行われました。そのため、これまで参加したことのある留学生
や学部生でも新鮮な気持ちでキャンプを楽しむことができました。2 日間を通して、留学生の友達を作る
だけではなく、留学生の出身国の文化の理解をより深めるきっかけになりました。また機会があれば他の
イベントにも参加したいと思います。本当にありがとうございました。」
今回のキャンプを春先から企画、準備してきた105スタッフたちの声も聞いてください。
105スタッフ
都市科学部 1 年生(日本)
「初めてのアステージで、スタッフの仕事や留学生との交流がうまくできるかドキドキワクワクでした。
構想や準備の段階でアステージに関われたこと、当日も皆さんに楽しんでいただけたこと、本当に嬉し
いです!つたない英語でしかしゃべれませんでしたが、留学生を含め、たくさんの人とお話ししたり、
レクで協力したり…充実した時間でした。なによりとても楽しかったです!もっと長く皆さんと過ごし
たいと思いました。これからのイベントもみんなが楽しかった!と思えるようなものにしていきたいで
す。」
経済学部 1 年生(日本)
「初めてのアステージでどのようなものか全くわからなかったが、参加して本当に良かった。私はスタ
ッフとしての参加だったが、十分に参加者と交流する機会もあり、合宿で長い時間を共に過ごしたこと
とスタッフが考えたレクや催し物を通して、多くの友人ができた。新たな友人には留学生も多く、ISC
(国際教育センター)に行って彼らと談笑することが可能になったので ISC に行くことが1つの楽し
みにもなった。今回のイベントでスタッフ同士の繋がりも深まったため、次のイベントではより良いも
のを作り上げたい。最後に、イベントに参加することを迷っている方は是非 105 イベントに参加してみ
ると良い。自分にとってマイナスになることは絶対無いと感じた。」
総括:教育人間科学部 3 年林祐紀(日本)
「過去のアステージキャンプよりも参加者数が多く、また留学生が占める割合も大きかったため、とて
も活気のある素晴らしいキャンプになったと思う。レクや懇親会などのアクティビティを通して国籍関
係なく多くの人が積極的に交流している姿が見られた。ここで生まれた友情を今後も継続させていき、
国籍の垣根を越えて多くの人がコミュニケーションを取りあっていけたらいいなと思う。」
総括:理工学部 2 年多川青(日本)
「今回、総括間では今までとは違う新しいアステージに変えようということで、応募方法や期間を変更
し、最後まで参加申し込みに柔軟に対応しました。その結果、70 人近くの参加者が集まり、過去の資料
を見る限り、最高人数でした。また、各班も、食材の購入先を例年とは変えたり、レクや懇親会では新
しいアクティビティを取り入れたりと、アステージをより良くするために動いてくれました。最後に、
アステージが無事に終わったのは 105 スタッフの協力と参加者の理解があっての事だと思うので、みん
なに感謝しています。」
一泊二日のアステージキャンプでは、毎回様々な出会いや発見があり、参加学生ひとりひとりが何かを感じ持ち 帰ってくるように思います。次回は秋に開催予定です。ぜひご参加ください。また、105 は国際教育センター2 階ロビーを活動の拠点とし、平日の 11:30~14:30、学生スタッフが常駐して留学生の質問や相談、またちょっと したおしゃべりにも応じています(長期休暇中を除く)。ぜひ気軽にのぞいてみてください。